No Manga! No Life!

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川辺で喋るだけの青春の何が悪い。「セトウツミ」1巻

セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス) セトウツミ 1 (少年チャンピオン・コミックス)
著者:此元和津也

出版社:秋田書店(2013-12-06)

映画を見たあとに思わず買ってしまった漫画「セトウツミ」1巻の紹介です。

 

映画の感想はコチラ

nomanga-nolife.hatenablog.com

 

あらすじは映画と同じで、「ガリ勉メガネ」のウツミ(内海想)と「28本中2本差し歯」のセト(瀬戸小吉)が放課後の暇つぶしに川辺で喋るだけの内容です。

 

原作読んだあとだと、映画が良く出来ていたのがなおのことわかります。

セトのオカンは過剰表現されてましたが(笑)

 

「喋るだけの漫画」と聞くと、「果たしてそれは面白いのか?」と思う方が多いのではないかと思いますが(少なくとも私は思いました)、面白いんです!

 

会話のテンポが「表情」やセリフのないコマといった「間」でうまく表現されていますし、そもそも会話の内容がかなりユニークです。

 

「フシがある選手権」ってなんだよ…映画で聞いた時は「フシガール選手権」って思ったよ(笑)

 

でも、男子高校生の日常会話なんてこんなもんですよね。くだらないことをダラダラ喋って。だから、会話の内容なんてこれっぽちも覚えていませんが、その瞬間楽しかったという思いは残っています。

 

そんな青春を思い出させる「セトウツミ」なので、是非、続きも購入したいと思います。

 

それにしてもセトの家庭環境が結構不穏な感じなんですが、今後シリアス展開があったりするんだろうか。それとも笑い話で終わっていくんだろうか。

実に気になります。