新たなる国奪りの始まり。「ドリフターズ」2巻
ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス) 著者:平野 耕太 出版社:少年画報社(2011-10-13) Kindle版:ドリフターズ 2 (ヤングキングコミックス) |
今回はドリフターズ2巻の紹介です。
この巻では戦闘が盛り沢山!とても読み応えがあります。
1巻の感想はコチラ
あらすじ
エルフの村を救った島津豊久らはエルフ衆を率い、追撃してきた領主の兵を壊滅させる。そして、領主の兵を討ち倒した勢いをそのままに領主の元へと攻め入り、ついに国奪りへと動き出す。
一方、「黒王」率いる「廃棄物」は化物を従え、北方の国境要塞「カルネアデスの北壁」を陥落させる。北壁から脱出した「漂流者」を追う「廃棄物」。その追手は豊久らのもとにも迫ろうとしていた。
「漂流者」と「廃棄物」の戦端の幕が切って落とされる!
感想
迫力の戦闘シーン
まずは、前巻から引き続き圧倒的な強さを見せつける島津豊久。敵兵へと突っ込み全霊を込めた一振りで次々と切り倒していきます。本当に迫力のある一撃というのが絵から伝わってきます。
次に弓の名手の那須与一。歴史で語られる腕そのままに、兵士を射抜いて一人の逃走も許しません。綺麗な顔して恐ろしい人です。
知略・謀略に長ける織田信長
数で勝る領主の兵に対し、相手の手の内を読み、まんまと策略にハメ、ドヤ顔をかましてくれます。この漫画はこの人の悪い笑顔が良く見れます(笑)
「漂流者」と「廃棄物」ついに激突
「廃棄物」は「漂流者」とは異なり人とはいえない成り立ちのようで(姿形は人間ですが)、異能の力を振るいます。そんな相手にどう豊久たちは立ち向かうのか。しかし、この局面を乗り切っても、果たしてそんな集団相手に勝ち目があるんだろうか?
豊久たちと「廃棄物」との戦いの行方は次巻へと続きます。