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稀代の天才軍師ナルサス登場「アルスラーン戦記」2巻

アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス) アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス)
著者:荒川 弘、田中 芳樹

出版社:講談社(2014-05-09)
Kindle版:アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス)

この巻では一癖も二癖もありそうな濃い新キャラが続々と登場し、2巻も加速度的に面白さを増していきます。

 

1巻の感想はコチラ

nomanga-nolife.hatenablog.com

 

あらすじ

ダリューンの協力により難を逃れたアルスラーンは、ダリューンの友人である天才軍師ナルサスの元を訪れる。助力を乞うアルスラーンだが、隠居の身であるナルサスにこれを拒絶されてしまう。一筋縄ではいかない相手に、アルスラーンがとった行動とは。

一方でルシタニアはアンドラゴラス王率いる軍を撃破した勢いをそのままに、王都エクバターナを包囲する。自由を保証するルシタニアにより扇動された奴隷達は王都内部で反乱を起こす。内外から攻められ疲弊していくパルスは、遂に陥落の時を迎える。

 

感想

世捨て人の天才軍師ナルサス

現国王アンドラゴラスのやり方に不平を持つナルサスは、山奥で隠居生活をし絵を書いて暮らしていました。ナルサスの元を訪れて絵を見たアルスラーンですが、「絵?」という反応とともに目を丸くして、ご飯も喉を通らない状態に。これは下手とか通り越して、もはや呪いか何かの域に達してるんじゃないだろうか(笑)

そんな変人ナルサスですが、かつては天才軍師としてパルスに進行した50万の兵の三国同盟を容易く瓦解させた智略の持ち主。何としても助力を得たいアルスラーンは、思いもかけない提案でナルサスを口説き落とします。単純に条件でナルサスが動くとも思えないですし、提案された条件からもアルスラーンの人柄は感じられますから、ナルサスの思う”良き王”となる可能性を秘めていると感じて提案を飲んだのでしょうか。

 

流浪の楽士ギーヴ

美形、剣術に長け弓術にも長ける、楽士の腕も王妃をうならせるほど一流、無類の女好き、金にがめつい・・・という何やらすごいキャラが登場します。素性が一切わかりませんが、”王”というものに諦めめいた感情を持っているので、どこかの国の王に仕えていたのか、あるいは王子だったりするのだろうか。いずれにせよ、今後の活躍が楽しみなキャラクターです。

 

エクバターナ陥落

ルシタニアの執拗な攻めにより、遂にエクバターナが陥落します。パルスは王妃も捕らえられ、王の安否も不明という絶望的な状況に。そんな中でルシタニアの王がパルス王妃を見初めるカオスな展開になっていきます。女が原因で滅んだ国は数知れずありますし、ルシタニアも内部から分裂・瓦解していったりするのでしょうか。政治と宗教が対立している描写もありますし、パルスの富を得たことで内部の争いも激化しそうなので、そこにアルスラーン達が付け入る隙ができそう?

 

絶望的な状況ですが、天才軍師ナルサスとその従者エラムという頼もしい仲間を得たアルスラーンエクバターナの状況を知りどう行動するのか、3巻に注目です。