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トップヒーローの重責。「僕のヒーローアカデミア」4巻

爆豪、轟を抑え予選を1位通過したデク。喜びもつかの間、次の競技の騎馬戦で大変なことになってしまいます。それでは4巻の紹介です。

 

あらすじ

白熱する体育祭は2回戦を迎え、ますますヒートアップする。注目の2回戦の競技は「騎馬戦」。予選通過順位に応じたポイントが振り分けられ、騎手・騎馬の合計ポイントが書かれた鉢巻を取り合うルールだ。トップ通過のデクはなんと”1000万ポイント”を与えられ、皆から狙われる立場となってしまう。何とかお茶子を仲間にしたものの、己の未熟を痛感しデクに挑む決意をした飯田には断られてしまう。そこへ声をかけてきたサポート科の発目明と同じクラスの常闇踏陰を加え、デクを騎手とした騎馬が完成する。それぞれのチームデクに襲いかかる。デクは無事にポイントを死守出来るのか。

 

感想

デクVS轟

何と言ってもデクと轟の一騎打ちが一番の見所でしょう。デクの騎馬はお茶子の個性で騎馬を軽くし、発目の発明品で機動性を上げ、常闇の個性で防御力を上げるというもの。一方、轟の騎馬は上鳴と八百万の個性で防御を固め、飯田の個性で機動力を上げるというもの。双方騎馬の能力的には互角っぽいですが、騎手の個性的には轟のほうが有利そうですね。しかし、そこでデクが轟の弱点を上手くついて互角の勝負を繰り広げるのが魅せてくれます。最後は予想外のキャラクターの活躍で決着しますし、本当に名勝負でした。

 

頑なな完璧主義者

他のカードで良かったのは、爆豪と物間の戦いも面白かったですね。散々A組に絡んできたB組の物間ですが、計算高いキャラで、爆豪も苦戦を強いられます。それにしても性格がどっちもアレなカードですね(笑)

最後はヒーローとしての志の差で爆豪が物間を打ち破りますが、まさに”Plus Ultra”ですね。

 

轟親子の確執

轟がNo.2ヒーローのエンデヴァーの息子ということがわかりますが、どうやら確執がある様子。そのため炎の個性の方は使わないみたいですね。この確執がどう氷解していくのか、両方の個性を使う轟がどれだけ強いのか、今後が楽しみです。

 

騎馬戦の後は1対1のガチンコ勝負!個性同士がぶつかり合います。

果たして誰が決勝に進むのか!?5巻へ続きます。