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「彼方のアストラ」が『このマンガがすごい!大賞』に選ばれるべき5つの理由

趣味の話や休日の過ごし方の話になると、大体私はこう答えています。
「マンガが好きで、マンガ読んでます」と。
そうすると大体オススメの(好きな)マンガを聞かれます。大して興味も無いだろうに。
 
これまでは「惑星のさみだれ」を挙げることが多かったが(そのうちレビューします)、去年からはコチラのマンガを紹介しています。
 
 
どちらにしろ知らないって言われるんですけどねw
 

「彼方のアストラ」って?

去年の5月から「少年ジャンプ+」(少年ジャンプのWebマンガ誌)で隔週土曜日で連載さています。去年1巻が出た時にレビューもしているので、よかったらそちらも読んでください。

nomanga-nolife.hatenablog.com

 

簡単に説明すると「SKET DANCE」の篠原先生が描く少年少女9人の宇宙漂流サバイバルマンガです。

 

ね?おもしろそうでしょ?

 

「彼方のアストラ」のあらすじ

舞台は西暦2063年の近未来、宇宙旅行が日常となった時代。学校行事でキャンプに訪れた惑星で、9人の少年少女達は『謎の球体』に遭遇し吸い込まれてしまう。

 

気づくとそこは宇宙空間。わけもわからずパニックになる9人だったが、何とか近くにあった宇宙船へと逃げ延びる。窮地を脱した彼らがホッとするのもつかの間、衝撃の事実が明らかになる。

 

なんとそこは5千12光年離れた宇宙であった!

 

宇宙の彼方で遭難した少年少女9人の運命をめぐる、近未来SFサバイバルサスペンスが幕を開ける。

 

「彼方のアストラ」が『このマンガがすごい!大賞』に選ばれるべき5つの理由

同じく「ジャンプ+」で連載している「ファイアパンチ」がオトコ編の第三位となっていますが、個人的には「彼方のアストラ」の方がおもしろいと思います。

話題性は圧倒的に「ファイアパンチ」ですけどね!ただ、話の内容、展開は圧倒的に「彼方のアストラ」だと思います。(異論は認める)

 

というわけで、『このマンガがすごい!大賞』に選ばれるべき5つの理由と題して、「彼方のアストラ」の魅力を語りたいと思いますw

 

1.魅力的なキャラクター達がすごい!

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「彼方のアストラ」にはユニークな性格や特技を持った9人の少年少女が登場します。

それぞれの個性を活かし困難に立ち向かい乗り越え絆を深めていく物語となっています。

 

ここではそんな9人の少年少女を簡単に紹介したいと思います。

 

①カナタ・ホシジマ

高校生ながら十種競技の選手であり運動神経抜群。類まれな運動能力と持ち前の明るさで皆を引っ張り、困難を乗り越えていく。将来の夢は宇宙探検家。

 

②アリエス・スプリング

みかんやお茶を凍らせて持ってきたり、天然ボケな発言をする朗らかな性格の女の子。その性格から窮地に陥った時に皆を落ち着かせる役割を果すことも。オッドアイ一度見たものを忘れない映像記憶能力を持つ。

 

③ザック・ウォーカー

IQ200を誇る天才男子で、宇宙船の操縦免許を持っており「アストラ号」の操縦を担う。可食判定機などの発明をし、サバイバルを助ける。お母さん的ポジション。

 

④キトリー・ラファエリ

医者の家に育つ褐色女子。裕福な家庭に育ったため上手く周囲と馴染むことが出来ず、素直になれない性格。ザックとは幼馴染。腐女子

 

⑤フニシア・ラファエリ

キトリーの家に養女として引き取られた10歳の女の子。キャンプにはカナタ達の班の「課題」として特別参加。頭で考えたことを口汚く喋る「ビーゴ」というパペット人形がお気に入り。

 

⑥ルカ・エスポジト

コミュニケーション力が高く手先が器用。船の簡単な修理や狩猟道具の作成を行う。「謎の球体」に恐れること無く真っ先に近づいた、ある意味「戦犯」。

 

⑦ウルガー・ツヴァイク

ニット帽をかぶり片目を隠している一匹狼。とある事情から狙撃の腕が高く、銃や弓を使いサバイバルを助ける。

 

⑧ユンファ・ルー

引っ込み思案で自分に自信のないムチムチボディの女の子。一同の中で役に立てないことを自己嫌悪していたが、ある出来事を経て仲間と打ち解ける。男子人気が高い。

 

⑨シャルス・ラクロワ

生物への愛情と情熱がすごい変態イケメン。喋ると何故かよく顔がキラキラと光る。豊富な生物の知識や料理の腕でサバイバルを助ける。

 

2.緊張感溢れるストーリーがすごい!

 宇宙を漂流するサバイバルマンガなので、立ち寄る惑星で困難に巻き込まれるわけですが、このマンガはそれだけではありません。

 

なぜ、カナタ達の班が、このような事態になってしまったのか。それぞれのメンバーたちが抱えている秘密。「謎の球体」の正体。などなど…

 

次々と衝撃的な展開が待ち受けており、特に単行本の各巻の引きは次の話への期待を高める素晴らしいものとなっています。

 

特に最新刊の4巻のラストは衝撃的で、本編で読んだ際には背筋がゾッとして鳥肌が立ちました。

 

3.緻密な伏線がすごい!

ストーリー展開とカブる部分もありますが、プロットからきちんと練られて張られている伏線に驚かされます。何気なく登場した言葉が、後に明かされる重大な事実に絡んでいたり、篠原先生はやはり天才だと思います。

 

4.おまけの4コマや旧作との関連などのサービス精神がすごい!

4コマでは本編では描かれないキャラクターたちの日常が描かれており、それぞれの性格の掘り下げだったり、キャラクターへの感情移入をすすめる良いカンフル剤となっています。

 

また、前作の「SKET DANCE」との関連を匂わす言葉が出てきたりと、旧来からのファンであれば「おや?ひょっとして?」と思うことでしょう。

 

5.このクオリティを隔週で連載しているのがすごい!

これだけキチンと練られているだろう話を隔週で連載してクオリティを落とさず、むしろ加速度的に盛り上げているところに驚かされます。本編ではサバイバルの終わりも近づき、これまでの謎が一気に明らかになっていくと思われますので、ますます目が離せません。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。「少年ジャンプ+」では1~3話(と最新2話)が無料で読むことができます。この記事を読んで少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ読んでみてもらえると嬉しいです。

 

1話はコチラ

shonenjumpplus.com

 

最新の42話では衝撃的な事実が明かされていますので、くれぐれもネタバレには気をつけてください!

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。