美少女たちから溢れる欲情の泉「パラレルパラダイス」1巻感想
鬼才・岡本倫先生が描く異世界ハーレムマンガ。
可愛い女の子が表紙を飾ります。
岡本倫先生って?
これまで岡本倫先生が描いた(関わった)マンガを振り返ってみましょう
可愛い子ほど真っ先に死んでいく「エルフェンリート」。
タイトルだけだと何のマンガかまったく想像付かない「ノノノノ」。
キャラクターの下ネタへのテンションが異常な「極黒のブリュンヒルデ」。
自制心崩壊系純愛エロコメというジャンルを作った「君は淫らな僕の女王」。
要するに一筋縄でいかないニッチなジャンルのマンガを描く作家さんです。
共通点は登場人物が全員変態。
「パラレルパラダイス」ってどんな話?
そんな岡本倫先生の新作はどんな話かというと、異世界ハーレムマンガです!
世に溢れかえる異世界ハーレムものというジャンルですが、稀代の変態鬼才・岡本倫先生が描くハーレムものは一味違います。
あらすじ
同じクラスの幼馴染に想いを寄せる主人公・太多陽太(ただようた)は、ある日突然、謎の人物に突き落とされてしまう。目覚めるとそこには赤と青の二つの月、紫色の夜が広がる異世界だった。
陽太の前に現れた女騎士ルーミと神の化身ジーニアス。ジーニアスにより衝撃的な言葉が告げられる。
「この星にただの一人も男はいない。まずはこの女と交尾しろ。話はそれからだ。」
感想
というわけで、この異世界には陽太以外の男は存在しません。
そのため女の子は男に対しての免疫がありません。
その結果どうなるかというと。
股間から汁がドッバドバ
触っただけで欲情してしまうのです。
しかもこの汁、名前がついてます。その名も
欲情の泉
この作者頭おかしい(褒め言葉)。
このまま変態的なハーレムコメディになるのか、はたまたヒロインの首が吹っ飛ぶような事態になるのかと身構えていると斜め上をいく展開に。
ジーニアスから女の子たちに関わるこの世界の秘密が告げられるのですが、その設定がクソ重い。1巻の重要な盛り上がりどころなので詳細は伏せますが、うっかり世界観に引き込まれると思います(笑)
1巻はとてもテンションが上がるとこで終わりますし、女の子たちの天敵とされる「カル」も登場するようですので2巻が待ち遠しいです。